民放ドラマ『放課後カルテ』の撮影
☆西秋留小学校は、あきる野フィルムコミッション事業の一環で、令和6年(2024)10月~12月日本テレビ土9ドラマ『放課後カルテ』の撮影に協力しました☆
学校便り「ふれあい」
令和7年1月号 巻頭言から
日本テレビ秋の連続ドラマ「放課後カルテ」が最終回を迎えました。10月から12月までの3か月、お休みの日を使いロケ撮影が行われたため、地域の皆様には校庭や体育館の団体貸出等でご負担をおかけしました。作中の東多摩市立第八小学校開校150周年記念という場面設定が、あたかも西秋留小学校をお祝いされているような心地で、撮影協力をさせていただきました。あきる野フィルムコミッション事業で招致された本撮影でしたが、本校にとっても大変貴重な機会になりました。
①『放課後カルテ』の作品
日生(ひなせ)マユさん(原作)、ひかわ かよさん(脚本)の「放課後カルテ」は、日本中の小学校で共感をもって受け止められる様々な悩みや苦しみを丁寧に描き出した優れた作品と思います。児童、親、医師と教師がそれぞれの困難に立ち向かい、互いに歩み寄って解決に導かれる感動場面が随所にありました。懸命に生きようとする子を支える人々が、互いに寄り添い、気付きを深めて成長する展開に強い感銘を受ける作品です。
②撮影現場から
今回のロケ地提供にあたり、何度も撮影現場に立ち会う機会がありました。その際、松下洸平さん、森川葵さんをはじめとする役者の皆さん、児童役の皆さんの演技に魅了されました。また、ドラマ撮影に関わるスタッフの方々の集中した仕事ぶりには、毎回大きな刺激を受けました。本校の保健室や職員室を模したスタジオのセットは、本物そっくりの出来映えに驚きました。作品は監督、プロデューサーさんを中心に、撮影、音声、美術、衣装、メイクさんなど、多くの方々のチームワークで生み出されます。活気あふれる撮影現場は素晴らしいと感じました。
③子供たちの未来に向けて
「居場所があり一人じゃないこと 伝わるように」wacciさんによるドラマの主題歌「どんな小さな」には、この作品の趣旨を反映した、子供たちを認め、励ます言葉がちりばめられているようです。この歌心のように、本校の子供たちが未来に向けて元気に育つことを心から願います。
開校150周年記念の本校をメイン舞台にして、深い感動に満ちたドラマ製作のお手伝いができたのは、本当に幸運であったと思います。私たちの誇る西秋留小学校の姿が、映像として末永く残ることを慶びながら、この度のすてきなご縁に改めて感謝いたします。